白髪は30歳代後半から徐々に目立ち始め、40歳代になると「そろそろ白髪染めに切り替えないといけないかな」と思っている人も多いはず。そんな白髪染めにしようかどうしようか考え中のあなたに向けて何故ヘナがいいのか・ヘナは何がいいのかをお伝えしたいと思います。
東南アジアや中東で主に生育する「ヘナ」という植物の葉を粉末にしたものです。
このヘナ、インドでは髪の染色やトリートメント・厄除けの為のボディペイントとして約5000年の歴史があるそう。アーユルヴェーダ(伝承医学)でも薬用として使われています。
ヘナは髪の主成分であるタンパク質(ケラチンタンパク)に絡みつくという性質を持っています。この絡みついたヘナが髪の表面をコーティングしてキューティクルを保護します。そして紫外線によるダメージや乾燥から髪を守り、回数を重ねるごとに髪にハリ・コシ・ツヤを与え、健康な髪にしていくのです。
ヘナが何故いいのかという話はこちらでも紹介しているので参考にしてみてください。
http://komazawami-na.com/blog/hannnatuya/
それは先ほど書いたように髪にいいからです。けど、その他に「染める頻度」も理由の一つとして挙げられます。
髪色を変えたい、髪を明るくしたいと思っていた20代・30代の頃と何が違うかというと髪の伸びが気になりだすのが違うんです。若いころはお金が無くてあまり染められなかったり、多少プリンになっても「毛先が明るくなりすぎちゃって~」と毛先が気になるだけで、カラーリングの頻度は3~4か月に1度だったりしませんでしたか?それが、白髪が気になりだすお年頃になったとたんに“根元”が気になって気になってしょうがなくなるんです。鏡に近づいて伸びた白髪にため息ついて「いつ染めようかな」って考えるようになるのが現実。そして月イチで美容院で白髪を染めてもらったり、節約のためにドラッグストアで買ったカラー剤を使って自分で染めてみたりになるんです。
髪は1か月で1.2~1.5㎝伸びます。1週間で約2.5㎜。2か月経った頃には3㎝近く髪は伸びてしまうんです。
この髪の伸びに抵抗しようとしてカラーリングを繰り返すと加速度的に髪の傷みが進行し、年齢と共に細くなる髪がより頼りなげになってしまいます。
残念ながらヘナにブリーチ効果はなく、黒い髪は明るくはなりません。白髪だけ発色します。なので全体を明るくしたいと思っていてそんなに白髪の多くない人にとってはとても物足りなく感じてしまいます。いくら白髪が気になりだした、増えてきたと言っても、まだまだ白髪が多くないのがアラフォー世代なんです。そんな世代の人におすすめな方法が「カラーリングの間にヘナトリートメント&カラー」です。
わたしもカラーリングは4ヶ月に1度、白髪が気になったらそのつどヘナをして白髪対策とトリートメントしてます。
カラーリングで髪色を明るく染めるのを3~4か月に1度、その間白髪が気になってきたら(4週間から1か月ごとに)ヘナで白髪を目立たなくさせながら同時にトリートメントをして髪を守ってあげる。これが白髪染め初心者で髪色を明るくしたい、けど髪のダメージが気になるという人におすすめのタイミング。
もちろん髪色を明るくしたくなければインディゴハーブを混ぜた物を使えば自然な黒髪になります。
どうしても避けて通れない白髪問題ですが、こうする事でダメージを最小限に抑えながらも髪色を楽しむ事もできるので、悩まずにヘナの専門家がいるお店に相談してみてください。
ヘナの質問・疑問などお気軽にご相談ください。